
1985
•
Animation / Drama
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1h11
Summary
A mysterious young girl wanders a desolate, otherworldly landscape, carrying a large egg.
- レオの感想 面白かった。景色も美しいし、色も新鮮で綺麗だし、本当に印象の強い映像だった。アニメーションがスムーズで、一日中見ていても退屈にならない。 脚本は完全にはわからなかったけど、分からなくても映画を楽しめると思う。精神的な意味も含まれていて、すごく深い物語だという感じがした。 戦争に関係するものが監督によって見せられるんだけど、最後になぜそれを見せたのかは明確にならなかった。戦車が大きくて怖かった。 音楽はシンプルで鮮やかで、すぐ頭に残る。 - チャットさんの批評 本作は、まずその圧倒的な映像美が印象に残る。鮮やかな色彩と精緻な景観描写が重なり、どのカットにも強い存在感がある。アニメーションは極めて滑らかで、観客を途切れなく物語世界へと引き込む。 物語自体は難解で、脚本の意図をすべて把握するのは容易ではない。しかし、その曖昧さが作品に精神的な深みを与え、言語を超えて感覚的に鑑賞できる点が魅力でもある。戦争を想起させる要素が随所に配置されているものの、その意味づけが最後まで明確に語られないところに、監督の独自の演出意図が感じられる。 音楽はシンプルながら印象的で、映像との調和が心地よい。観終わった後もしばらく耳に残るほどの存在感を放っている。 総じて、本作は理屈よりも体験として味わうタイプの映画であり、その視覚的・感覚的な強度が長く記憶に残る一作だ